
THE KNIFE カウントダウン7
『海外旅行や出張先でも、チョイ釣りで魚がいるかを確認したいときに使える』ミノー
よくある(かもしれない)質問
Q:なぜテールフックが4本バリなのでしょうか?
A:基本的にフロントフックを口に、テールフックは魚の顔周りに刺して暴れさせないようにする目的でセッティングしました。4本バリはこの場合、一本だけ刺さる場合が多いのですが、周りのニ本が点滴の針(翼状針)のように刺さった一本を皮膚に固定して、「刺さった方向にしか抜くことが不可能」となるのです。また、ニ本刺さった場合はもちろん固定力が上がります。フックを外す際は必ずペンチをご利用下さい。
また、追い食いする管理釣り場のニジマス狙いなどではフックを交換したほうがよい結果につながる場合があります。
Q:開発のコンセプトは?
A:ナイフのシリーズは、ジョイントなしのミノーで世界中のフィッシュイーターを振り向かせるというコンセプトです。一見むずかしいコンセプトですが、光、波動、音などの側面から刻んでいくと、比較的多くのフィッシュイーターが『波&音』『光&色』をキーにエサを探している、という部分が見えて来ました。カウントダウン7cmはこのキーのうち『波&音』をコンセプトに設計しています。
集魚効果のある波について実験すると面白い結果が出てきました。これを凝縮したのがこの形状とウェイト位置です。簡単に言うと『自発的な波を作り出す』ということです。スイムベイトやSIN-ZOベイトにワラワラついてくる魚が、何に引き寄せられているのか、これはボディの弾力から発せられる自発波動です。また、生きた魚を使ったムーチングに寄せられるのも、視覚効果と、この波の効果があります。何もないところから前に進むためにはバタ足のように波を送らなければ進めないのです。
ただキレイに泳ぐ通常のミノーはリップで受けた水を逃がしているだけですから、見た目と比較して生命感のある波を作るわけではありません。ザ・ナイフ7CDも通常のウェイトシステムでウォブンロールならスローから超高速まで自在に泳ぎます。しかしあえてこの形状とリップ角度にすることにより、ウォブリング→後方低重心ウェイト→スローリトリーブで身体を傾ける(変則ロール)→逃がした動きにGが掛かり、スライドし水を押す→自発波動発生としたわけです。
サイズは元々10cm前後のものを考えていたのですが、カンボジアやラオスに思いつきで行った時に「世界はオサカナ天国ではない場所がほとんどである。」ということを思い知らされ、サイズを下げました。どこもかしこもアマゾンやアメリカではないんですね…。これによって、『海外旅行や出張先でも、チョイ釣りで魚がいるかを確認したいときに使える』というルアーがひとつ出来上がりました。
Q:泳ぐスピードの幅が狭すぎるんですが…
A:カウントダウンモデルは波動用のウェイト&リップ角度の都合で、どうしてもきわどいバランスになってしまいます。そのため重さと相談して、『泳ぐスピードで巻くだけでレンジキープできる』タイプのルアーにしました。このほうが集魚波動の効果が大きいと考えているからです。レンジキープ重視でないお客さまには大変申し訳ありません。そういう方にはつぼリグをお勧めします。
また、ひどい場合はアイチューンで丁寧にラインアイを真直ぐな位置にしてみて下さい。アイチューンにより根元が広がってぐらついた際には瞬間接着剤をしみ込ませて、アイ根元を挟み込むことで修正出来ます。お手数おかけしますが、これによりスピードの幅はスローからファストまでかなり大きくなります。
Aその2:泳ぎがイマイチなやつの、ラインアイをペンチでほんの少し上に引っ張ると泳ぎがよくなる現象が見られました。
Q:グルグル回るんですが…
A:出荷分は僕自身目を通しているので、この現象はないはずですが、プロトで見られた現象です。上の質問のアイ歪みがひどいものがほとんどですので上記のアイチューンで治ると思います。
Aその2:面倒臭い方は貼るタイプのウェイトを1.5g程度、フロントフックの前に貼り付けるといいようです。泳ぎがイイやつに貼っても、泳ぎはさらによくなります。というか元のコンセプトはこのくらいの泳ぎでした。
Q:8の字ヒートンが心配です。
A:こちらのヒートンは抜こうと思ってもなかなか抜けない構造になっているはずです。割れてぐらついたものも7kg近い負荷に耐えています。80オーバーのシーバスやヒラスズキなどを専門に狙う場合や、パワーファイトの釣りでは使わないほうがいいでしょう。65までのバスや80すぎまでのシーバス程度ですが、とりあえずテスト段階で伸ばされたものはありません。
Q:カラーラインナップはどうなるのですか?
A:一度出したカラーは原則として2年くらい再生産しないと思います。毎回ホロやメッキ、パール、クリアなど違う感じにしていきますので気に入ったモデルが出た時点でお買い求め下さい。よほどの人気カラーはリクエストが多いものから再生産に入ります。それ以外は『レッドヘッドパール』『レッドヘッドクリア』など微妙な違いをお楽しみ下さい。
Q:追ってくるけどフッキングに至らないのですが…
A:この状況に頭を抱えることが異常に多くなるはずです。なぜなら集魚波動は寄せるためのものでしかないからです。これまでの連載にもあるように実際のスイッチは視覚や嗅覚に因るところが多いと考えられますので、ついてきて食わない時はすぐさまカラーチェンジするか、いっそルアーをザナイフ以外のものに替えて下さい。魚の姿を効率良く見つけるだけ、というのもこのルアーの仕事のひとつになるように設計しています。
魚がいるのがわかれば対処のしようがあるわけです。それがわかるサーチベイト、と言うわけです
Q:適合ラインは?
A:4号以上の太めのラインは、泳ぎの幅を狭くしてしまう恐れがあります。なるべく細めのラインと併せて使用してあげてください。
Q:使い方はどのようなメソッドがおすすめですか??
A:ただ巻きです。泳ぐスピードの幅が狭いので、その範囲内で巻いてくるだけです。これだけで魚がついてくるように設計しております。
Q:最強のリトリーブスピードは?
A:泳ぎのバランスを崩すギリギリの速さか、または泳ぎ出すギリギリの遅さで巻き続けるのがベストです。
Q:何故生産数が少ないのですか?
A:僕が一人でリップ取り付けがんばってるからです。当然日当もなにもでません。毎日やるとナチゅラリーに餓死します。他人任せで泳ぎが不安定にならないように懸命なのです。勘弁して下さい。そもそも全ては『差し込みリップにした僕の設計ミス』なんです。ああそうですよ、僕が死ねばいいんですよ。生まれてきてごめんなさい。