62cmのぺージ

ビッグバド!


当ページは釣り方の側面を紹介するものです。したがって、釣り場でのトラブルなど安全面に関しては各自の責任において管理して下さい。装備もなくリザーバーで岸釣り/夜釣りするのは当然危険である上、何かあったのちの釣り禁止ではもう遅いのです。参考程度にわたしの装備を文章で紹介しておきます。

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SFN'99/6月号掲載文より(読む方はコピー&ペーストやオフラインでどうぞ。)

釣学生通信
ビッグバド ツリカタシダイデ ビッグバス。
小川健太郎
近畿大学農学部水産学科5回生・22才


 えー突然ですが今月の釣学生通信は、本誌・小川がツトメさせて頂きます。え?まだ学生なの?と驚きの方、ごめんなさい。留年中です。理由はまあ、いいじゃないスカ!しかしこの4年間の学生生活のなかで365日連続釣行2年を含め、じつに80%の日数を釣りに費やし、日本の南端から北端までカケズリ回りました。今思うと、何か誰にも出来ないことを見つけたかったんでしょうね(オトウチャン、ゴメンナサイ)。
 おかげでいろんな魚たちと出会うことができましたが、そんな中でもこの62cmの写真は特に印象に残っています。釣ったルアーはビッグバド。夜釣りで有名なアレですね。このルアー、普通の売り場に出ている状態ではなぜか30〜40cmクラスの普通サイズのバスが釣れることが多いんです。でも僕はこのルアーを使って写真のバスを釣った前後にも40〜50cmのバスばかり選ぶように釣ることに成功しています。では僕のバドは、市販のルアーといったいどこが違うのでしょうか。

◎一般的なビッグバドとの3つの違い
 1つめの違いは、写真のルアーが旧型のいわゆる「ヒートンバド」であることです。これは現在市販されている物ではありません。しかし、新旧問わず売られたときの状態で使う分には釣果に差が出ることはいまだにありません。
 イチバンの違いはコレ、2つめの違いである「音」です。ぼくの大物狙い用バドは、新旧問わずチンッというフラップ音の周波数を下げて使うようにしているのです(図参照)。
 そして最後、3つめの違いである「引き方」です。このテのノイジーはただ巻きで使われることが多いのですが、僕はシェイク&ロングポーズで使います。他にもその場所の深さや周囲の自然条件によって色々な改造を施しますが、基本は以上3つの違いだけです。

図です。解りにくかったら、ごめんなさい。。。。

上      
一般的な改造でのヒートン位置(関東刺し)

<通常のフラップ位置(ここへヒートンを刺す場合、締め切った状態から2回転半ほど緩めてやると効果的な低音になる)
より低い音の出るヒートン位置(今回紹介のデカバス刺し)
通常のヒートン位置より下にさした例。上だと高音強調となり、40前後のバスが数釣れるが、それが時間の無駄である場合、このように下に刺す。これで低音強調となり、大型バスが選んだように釣れやすくなる。

◎なぜ音を下げるのか
 音のトーンを下げるのは水産学の学生として、考えていたことがあったからです。簡単に言うとそれは「魚は魚体が大きくなるに従って、より周波数の低い振動(音を含む)を発するモノに強い食性を示すのではないか」という推論です。機会があれば詳しく書いてみたいと思いますが、今回は誌面の都合で…。
 ちなみに去年の夏この推論に基づいて、バス釣りが初めての女性に改造したバドを渡し、僕が市販のままのバドを使って二人で池原ダムを何カ所か移動しながら一晩ただ巻きしました。結果、僕が12〜13本、彼女5本と数では大差がついたにもかかわらず、僕は最大魚45cmから32cm程の普通バス、彼女はなんと
54cmを筆頭に5本すべて50オーバーという完全な結果を叩き出してしまいました。モチロンここまで顕著な例はそれまでになかったのでこの日が特別だったのでしょうが、どこの釣り場でも差は確実に出ています。「毎晩でも、偶然だ」とか「他のデータを出せ」、と言う方に先に一言。
「これで釣りたくない人は、試さなくてもエエんです。その分僕に釣れる魚が残るんやから。」

 もっと知りたい人は編集部までリクエスト下さいね。ご要望が多ければ次の機会に詳しく説明します。

一般の改造バドとの比較

個人的に思うのですが、よく雑誌などで書かれているバドのヒートン付けは、旧バドのそのままの音や、音の規則性を追求されているようで、小さいバスがたくさん釣れてしまうようです。釣り人の心理として、数が釣れる=大きいのにもつながると思いがちですが、50オーバーの魚になると、大きいエサへの嗜好性からか、聴覚閾値もより低い周波数へと変化していきます。たしかに関東には大きい魚がたくさんいないと思われるので、一般の改造法で十分大きいサイズも釣れているかもしれませんし、確実に釣れる方法がいい方も一般の改造法が向いています。でも、もしギャンブルでもいいから、と本当に大きな魚を狙いたいなら、もしくは40代のバスに構うタイムロスを避けたいなら、上記の低周波数バドをチョイスしてみてください。もっというなら究極の話、フラップを除去しちゃってください。フラップが特に有効な季節は春と盛夏ですが、テール除去バドは春から初冬まで効きます。使い方はシェイク&ポーズ、テーブルターン、ポーズ。ほかダーター的な使用がおすすめ。

お昼のおバド

昼間にバドが効くシチュエーションは少ないですが、今開発中の改造法で、昼間に魚を釣ることに成功しつつあります。でかい魚はぜんぜん釣ってないですが…

昼バド改造法(一応、紹介)

クリアーバドを用意する。

1、テールをリングごとはずし、ボールベアリングスイベル(極小)をつける。
2、フラップテールをサイズダウンし、#3から#3.5に付け替える。
3、好みに応じてリップを削る。(クランクを軽減)
このルアーはHIYOKO BRANDのDANGANからヒントを得ましたが、どうあがいてもDANGANの方が釣れます。あのルアーはホンマにイカツイ。。。「どうしてもワシャ昼間にバドで釣りたいんじゃーー!!」という奇特な方は一度試されるとよいかもしれません。僕はDANGANを買った方が釣れると思います。


他にはこんなバドを使用しています。